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Delta Goodrem 2006.11.11 HMV新宿SOUTH


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デルタHMV1

2006年10月11日に待望のDelta Goodrem日本国内デビュー盤「Innocent Eyes」が発売されました。
私は輸入盤の1stが購入できていなかったので、これはラッキーとHMV新宿SOUTHで購入したのですが、何とミニライブ、握手、サイン会のインストアイベントの整理券をいただいてしまいました!
一緒にいたうちのヨメも観たいというので、もう1枚購入して整理券も2枚いただきました。

2006年7月から、3度目となるプロモーション来日でとうとう日本デビューを果たしたDelta。
今回は九州、大阪、名古屋と北上して東京でプロモーション活動を多忙なスケジュールでこなしていました。

このインストアイベントの翌日にはもう帰国してしまうという中、イベント当日は雨でしたが、16時半頃にHMV新宿SOUTHに行くとイベントステージの周辺は結構な人だかりでした。
整理券順で並び、ステージに誘導されてミニライブを今か今かと待っていると、Delta本人がリハーサルを希望して一度ステージに登場しました。
身長は高く、非常に美人です。その上気さくでファンの声に応えていました。
Flawedを軽く歌いながら、キーを確認して、アコースティックギターのリチャードと音合わせをしていました。

今回は何と写真撮影はOK!フラッシュ撮影と録音は禁止ですが、非常に珍しい事です(といっても演奏中にデジカメで動画を録画している人はいましたが)。
一旦ステージから下がって、数分後にDeltaは再度登場。

「最初はFlawedからで良いかしら?」と観客に問いかけると、観客からは拍手が。
今回の来日で、皆さんも数多く耳にした曲でしょう。
今後間違いなく彼女の代表曲になるであろう名曲です。

多少キーを落として歌っていましたが、それでも歌い始めると途端に物凄いオーラと説得力のあるヴォーカルに圧倒されます。
Deltaさんは非常に歌が上手いです。上手いという表現が陳腐に思えるくらいです。
本当に圧倒されて息を飲みました。
演奏が終わると大きな拍手がステージを包みました。

「後ろの方達は見えてますか?」と後ろの観客を気遣い、「次の曲で立って歌うのでもう1曲ピアノで歌わせてね」と言い、次の曲を「Born To Try」とコールすると大歓声。

「この曲はデビューの曲だけど、特別な曲なの。いつ歌っても、きっといろんな気持ちでこの曲を飽きずに歌えると思うわ。きっと50歳になっても…。55歳くらいになったら飽きるかもね(笑)」と茶目っ気を見せてから演奏へ。

Born To Try。
挑戦する為に産まれて来た。今の彼女を端的に表している名曲です。
これからも、彼女は自分の運命と戦いつつ、挑戦し続けて行く事でしょう。

しかし、本当にDeltaの歌唱力は半端じゃありません。
キーボードとアコギでも、完全にパフォーマンスを成立させてしまうのだからこれって凄い事です。

デルタHMV2

次の曲は観客の顔を観たいとマイクを持ち、立って歌います。
ギター1本での演奏で歌ったのは「Not Me, Not I」です。
歌いながら、マイクを持っていない方の手で観客を見つめながら、手をまるで蝶々のようにひらひらとしながら歌い上げていきます。
もう、彼女の世界感に埋もれて身動き出来ません。
彼女の瞳に吸い込まれそうでした。

次が最後の曲です。Lost without youですが、最後は観客にコールして欲しいと Deltaが促します。
ギターのストロークに合わせてコールの練習をします。

ジャーン〜「(観客)Lost without you〜」〜
「声が小さいわ(真面目にやってるの?)。もう1回!」


ジャーン〜「(観客)Lost without you〜」〜
「オーストラリアに帰っちゃうわよ!次で最後よ」


ジャーン〜「(観客)Lost without you〜」〜
「カワイイ〜!」
と拍手。

ウチのヨメが「Thank You!」と言うと「No problem. モンダイナイ〜♪」と言って、場を沸かせます。
さらに、ギターのリチャードを指し「彼ってどう?電話番号教えましょうか?」と言って観客を笑いに。
歌とトークのギャップがまた楽しい方です。
歌唱力が素晴らしくて忘れがちですが、まだ彼女は22歳になったばかりです。

最後のLost without youはこれぞライブ!って感じでとても楽しかったです。
彼女の歌唱力に引き込まれて、このまま聴き入って終わってもそれはもちろん良かったのですが、観客側の私は歌っているDeltaさんにこの気持ちを伝えたい。

洋楽のライブではやはりどうしても言葉の壁で乗りづらかったりする場合があります。
QUEENやAEROSMITHの名曲の数々は観客とのコール&レスポンスが出来る曲が多いのでとても楽しめますが、彼女のライブでもそのように楽しめました。

あっという間にミニライブは終了して、握手とサイン会になりました。
サインは人数の関係でDeltaの写真にサインが書かれたものを渡して握手して、中にはテーブル越しにハグしてもらってる方も、という感じで流れていきました。
人数が多いので、途中からどんどん係員に急かされるように流されました。
整理番号順ではないようなので、私達はできるだけ最後の方にして後ろが数人の状態にして時間が何とか取れるようにしました。

Deltaさんの前に行き「Hello, Nice to meet You!」と挨拶して握手しました。
そして11月9日に22歳の誕生日を迎えたばかりの彼女に北斎の扇子を手渡して「It's a Japanese Fan.」と説明すると「Beautiful!!」と言って自分の胸元を煽いでくれました。
私は手短に。「She is my wife.」とヨメを紹介して、ヨメの番にしました。
ヨメは11月の誕生月の大きな花束を渡して、英語の手紙を取り出して「この短い文だけ読んでも良いですか?」と英語で聞いてから読みました。

ヨメは心の病でもう3年以上戦っています。それでもDeltaさんの歌声に癒されました、という気持ちをどうしても直接伝えたかったのです。
係員が早くするように促して、思うように伝えられない中、手紙をDeltaさんが素早く読んでくれました。
そして私達をテーブルの横に移動するように通訳に言い、テーブル越しではなく直接ヨメを抱きしめて「元気出してね」と言ってくれたのです。
ヨメは大泣きしてしまいました。
私もハグしてくれて「奥様を大事にね」と言ってくれました。
この時の感触を私は覚えていません。
緊張してたせいもあると思いますが、とても大きな優しさに包まれたような感じでした。

ヨメは今まで「元気出してね」と今まで沢山の方に言ってもらいました。
しかし、こう言っては何ですが健康な方には弱い立場の気持ちは、本当には理解する事はできないと思います。私だってそうです。
本当に辛い経験をしないと、他人の痛みを分かってあげられる人にはなかなかなれないと思います。

Deltaさんは19歳で癌と宣告されました。
1stアルバムが破竹の勢いだった中でものすごい衝撃だった事でしょう。
私では到底計り知る事はできません。
その中で、多くの人達に支えられて闘病生活を送り復活した彼女だからこそ「元気出してね」という言葉でも重みがあります。

私はマレーシアでアルバムを買った当初は彼女の歌声、音に惚れ込みましたが今は人間、Delta Goodremに惚れ込みました。
すごく大きな人だと思います(身長ではなくf(^^;))
次に会えるのはいつになるか分かりませんが、来日公演を強く待ちたいと思います。
会場にいたギターのリチャードに待ってます、と伝えたら喜んでました。

私達にとって、忘れられない1日になりました。
Deltaさん、優しさをありがとうございました!

Delta Goodrem インストアイベント
2006.11.11(土)HMV新宿SOUTHイベントスペース

〜リハーサル〜
Flawed

1.Flawed
2.Born To Try
3.Not Me, Not I
4.Lost Without You



2006年11月14日 USHIZO


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