QUEEN+Paul Rodgers 2005.10.27 さいたまスーパーアリーナ
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前置きが長くなりすぎたので、2回に分けました。
今日はQUEEN+Paul Rodgersの来日公演に行ってきました。
さいたまスーパーアリーナに行くのは初めての経験です。
どんな形状の会場かもわからないので、不安を抱えつつ会場に向かいました。
しかし、まったく迷いようのない駅の真横にありました。
当日の楽しみが減らないように、CDで聴いただけでライブの内容は極力見ないように努めました。
それでも、歌詞カードの文章にライブのネタバレが記載されていてちょっと残念でしたが。
会場の横にはグッズ売場のテントがありました。
これがまたものすごい行列でした。
パンフレットが欲しかったので並んで購入しましたが、となりのカップルはドッグタグを20個も買ってました。
場内のちらしにグッズの通販はなかったので、きっとネットオークションで売ったりするんでしょうね。
ちょっと複雑な気持ちになりました。
グッズは7割方売切れとかなりの盛況ぶりでした。
入場して会場を半周ほど歩いてようやく席につきました。
私達の席は1階席8列目。割と良い席なのかな?と思ってましたが、ステージの真正面の一番遠いスタンドでした。
ステージが小さいです…。
でもさいたまスーパーアリーナのアリーナ席はひな壇になっていなかったので、アリーナ席の後ろの方よりはマシなのかな、と思ったり。
最初は客席にかなりの空席が目立ちました。
今回直前までチケットが売っていたり(値段が値段ですし)、当日券もあるという事で、もしかしてガラガラだったら寂しいな。と思ってました。
平日の真ん中ですし、多少遅れて観客がやってくるのは仕方ないですね。
何とか開始時間には満員になりました。
19時20頃、照明が落ちて音量が上がる。
大歓声の中、エミネムのルーズ・ユアセルフが流れる。
J-waveで更新されていたQUEEN+Paul Rodgers来日密着Blogによると、この選曲はブライアン・メイのものらしいです。
REACHING OUTで始まる。ポールの独唱。ステージがせり上がってくるように
見えました。彼の唄は本当に上手いですね。生で聴くと一層そう思います。
その後TIE YOUR MOTHER DOWNで幕が落ちてライブは開始。
そして、ポール・ロジャーズの「こんにちは、東京、お元気ですか?」
には「埼玉だよ!」と皆ツッコミを心の中で入れつつ、
FAT BOTTOMED GIRLS→ANOTHER ONE BITES THE DUSTと続く。
初日はBAD COMPANYだったそうですが、今日はFIRE&WATERが次の曲に入りました。
ここでMCでブライアンがポールの紹介をして、ポールがギターを持つ。
印象的なイントロのCRAZY LITTLE THINGが始まる。
ジャズというかブギウギな感じの曲で好きな曲ですが、ポールのブルース向けの唄い方がよく合ってました。
ドラムのロジャー・テイラーが花道を歩いてくる。
アコギ演奏によるSAY ITS NOT TRUEです。
ドラマーでコーラスができるだけでもすごいのに、ボーカルで唄っても上手いのには本当に感心してしまいました。
ちょっとしゃがれた感じが、また味があって良かったです。
そして次はブライアンが花道先頭で弾き語り。
'39を唄う。ノリの良いカッティングの曲だ。
引き続き「今日ここに来られなかった人がいます。その人の曲を歌いましょう。
彼の名はフレディ・マーキュリー。一緒に歌ってください」と話してからLOVE OF MY LIFEを12弦アコギのアルペジオで演奏する。
ブライアンも唄が本当に上手い。QUEENは今までこれだけ上手い二人がバックでコーラスをしているのだから、当時は本当に凄かったんだろうなと思う。
特にLOVE OF MY LIFEは一瞬フレディが唄っているのかと錯覚するくらいブライアンの声が似ていた。
そしてフレディと同じタイミングで「beautiful!!」と言うと場内大歓声。
観客も大きな声で合唱している。良い曲だ。
次が日本公演のみのサプライズメニュー。
来日会見で「日本のファンに特別な曲を演奏したいですか?」と質問されて「どんな曲が聴きたい?」と逆質問した彼らに対して挙がった曲が
手をとりあってやI WAS BORN TO LOVE YOUだった。
「考えておくよ」とコメントし「セットリストの大幅な変更もあり得る」と
ブライアンやロジャーは言っていたが、ここで手をとりあってが入ってきた。
2番はしっかりと日本語詩で演奏。嬉しいプレゼントだ。
レッド・スペシャルに持ち替えたブライアンの演奏でHAMMER TO FALLになる。
ブライアンのソロがすごい。
しかし、ここまで彼らはみんなよく花道先頭にまで来てくれている。
アリーナのファンは嬉しいだろうなぁ。
せっかく花道があっても最後まで全然来ないアーティストのライブを見た事が
あったが、彼らはどこで演奏しても、ステージと離れたところでプレイしても
音のズレも大丈夫なくらい百戦錬磨のアーティストなのだろう。
少しクールダウンして、落ち着いた曲調のFEEL LIKE MAKING LOVEになった。
でもこの曲もチェンジ・オブ・ペースな曲で激しくなったりジャムったりでとても面白い曲だと思った。
ここでロジャーのドラムソロ。
まるで日本の和太鼓のようなリズムを感じさせるドラムソロ。
こんな面白いドラムソロをやるドラマーは初めてみた。
観客も3拍子の手拍子で応える。
ブライアンの骨太のギターが合いの手で入る。
ドラムソロが終わったと思ったら立続けにI'M IN LOVE WITH MY CARになった。ロジャーがボーカルを取る。
今更ながらドラムを叩きながら唄うのってすごい事だ。感心してしまった。
次はブライアンの番だ。彼のギターソロになった。
しかし、何だ。このギターソロは!?
「桜、桜」みたいな感じでもあり、津軽三味線のようでもある弾き方に
加えて2重、3重のディレイをかけまくって、それが輪唱みたいになっている。
それが不協和音にならないのがものすごい。
この感覚があるから、デビュー当時からギター・オーケストレーションという多重録音が出来たのだろう。
こんなすごいギターソロは初めて聴いた。もう驚いた。
ギターソロの中盤で、スクリーンに映像が映し出される。
市街地を疾走する映像で、そのままどこかの建物の上に映像が流れていくと
ブライアンがステージを登って演奏。
まるで建物の屋上から演奏しているかのような演出だった。素晴らしい!
引き続き映像は空と雲。それをバックにブライアンがソロを弾く。
高らかなで伸びやかな音色。LAST HORIZONだ。
流れるように打ち込みのリズムの中、ロジャーがボーカルを取り、
THESE ARE THE DAYS OF OUR LIVESになる。
モノクロのお茶会の映像などが映り、若かりし日のロジャー、ブライアンに、ジョン、そしてフレディが映し出される。
しんみりしてしまった。
そのムードから一転、RADIO GA GAに。
観客の大きな手拍子の中、ロジャーが花道に出て来て唄う。
サビでは全員が両手を高く上げ、大合唱&手拍子。
映像でしか見た事のなかった光景が目の前で起こっている。すごく不思議な気分になった。
途中からしばらくお休みしていたポールが戻ってきてボーカルを取り、ロジャーはドラムに戻る。といってもボーカルもしっかりやってました。
次の曲はCAN'T GET ENOUGHというBAD COMPANY時代の曲らしい。
ポールがいきいき伸び伸び唄っていたのが印象的だった。
中盤でのブライアンとサポートメンバーのギタリストとのギターソロの共演が心地良いハーモニーを奏でていた。
次はA KIND OF MAGIC。
照明がジャケ写やプロモを連想させる幻想的な感じでした。
ブライアンの中盤でのギターソロも長くてすごく鳴ってて良い感じでした。
ポール、ブライアン、ロジャーの3人のアカペラのコーラスで始まる
I WANT IT ALLが演奏される。
中盤のテンポアップから最後はギターサウンドで締め。
そしてピアノの旋律が流れると観客大歓声。
BOHEMIAN RHAPSODYだ。スクリーンには在りし日のフレディが。
ロジャーとブライアンの生演奏とフレディが合わさる。
彼に捧げるようにブライアンが天に昇るようなギターソロを奏でて、
ガリレオ・フィガロへ。懐かしい映像が次々と流れる中、再び
ロック演奏に。ここでポール・ロジャーズ登場。
ロック演奏が終わり、再び静寂に帰って行く中フレディの声とポールの声が
交互にかぶさる。そのサジ加減が絶妙だった。
ポールが唄うだけではこの曲の世界観を壊してしまいかねないし、逆に
全てフレディでは今回の再始動の意味もぼやけてしまう。
どちらかが多過ぎても注文は出てしまうだろう。
演奏が終わり、大歓声の中本編は終了した。
鳴りやまない手拍子の中、アンコールに。
ここでアコギを持ったブライアンとロジャーの二人が出てくる。
花道に来ると日本だけの演奏だろう、アコースティックバージョンの
I WAS BORN TO LOVE YOUをメインボーカルをロジャーが担当して披露した。
この曲はすごく聴きたかったし、私は昨年の結婚式の入場曲にも使ったので
とても思い入れもあるので嬉しかった。
しかし、アコースティックバージョンだったのがちょっとだけ残念だった。
来日して急に決めた為、リハなどが出来ずにバンド形式で出来なかったのかも
しれない。または日本のファンの為に特別にQUEENとして二人だけで
演奏したかったのかもしれない。
だけど、この曲はブライアンのギターが唄に絡んでナンボの曲だと思うのです。
「アイー(キュ〜ン)ワーズボゥーン(キュ〜〜ン)トゥラーブユゥ〜」って感じで。
この曲ならポールが唄っても違和感なかったと思ったのですが、ロジャーが
「この曲はポールの声とは合わない」と言っていたようでちょっと残念です。
再びバンド形式になり、SHOW MUST GO ONが演奏される。
ポールが特に好きな曲のようだ。熱唱していく。
「SHOW MUST GO ON」それは何よりもポールが今回QUEENと組むに
あたって思ったことではないだろうか。
「LIFE MUST GO ON」と言い換えても良いだろう。
人生何が起こるか分からない。昔にいつまでもすがってもいられない。
だからMUST GO ON。今を生きよう。そう感じた。
次はフリー時代のポールの曲、ALL RIGHT NOWだ。
1970年6月にリリースされたフリーの2ndアルバムのシングル。
1970年4月にQUEENと改名されるよりも前から本格的にポールは
バンドデビューをして、大ヒットシングルを出しているのが凄い事だ。
良い曲は時代を超えて賞賛される、という事だろうか。この日も
観客は大歓声、大合唱でこの曲に応えていました。
何度も合唱を促すポールも乗せるのが上手なんですが。
そして最後はお約束のWE WILL ROCK YOUとWE ARE THE CHAMPIONS。
この2曲がなければライブは終われないでしょう。
WE WILL ROCK YOUはビデオクリップのように足踏み2回+手拍子1回をイメージしていったら手拍子2回+両手を上げるのがお約束だったようで。
周りでは完全に浮いてました。まぁ楽しかったから良いんですが。
WE ARE THE CHAMPIONSはポールのコブシが炸裂してとても良かったです。
全ての演奏が終わり、GOD SAVE THE QUEENのインストが流れる中、大歓声に応えながら彼らは下がっていきました。
ブライアン・メイ 57歳
ロジャー・テイラー56歳
ポール・ロジャース55歳
この3人には本当に感謝の気持ちで一杯です。
これだけ世界的に歴史のあるバンド「QUEEN」を再び始めるとなれば当然周囲の反発、不安も半端ではありません。
今回のツアーなどで私が見かけただけでも
「QUEENはやっぱり70年代が最高」
「QUEENを名乗らなければ良い」
「同窓会的なライブだった」
というような否定的な意見が目立ちました。
そういう状況を分かっていながら、敢えて再び歩み始めた彼らに感謝。
そして周囲のプレッシャーに負けずに飛び込んでいったポールにも感謝。
再びQUEENの2人を表舞台に引き戻してくれてありがとう。
再び日本に2人を連れて来てくれてありがとう。
今は双方のヒット曲を演奏するバンドとなっているから「同窓会」と
言われても仕方ないし、それを分かった上でファンも足を運んで
いるのだから良いでしょう。
「来年以降、ポールと新曲を作ることになるだろう」とブライアンも
発言されているようですし、来年以降の彼らの「新曲」が楽しみです。
今回のツアーで否定的だった方達は、その時に正当に評価しても遅くはないと思いますよ。
今まで見られなかった彼らのバンド内科学変化が見られるかもしれません。
何より、今回の来日公演で彼らみんながすごく良い笑顔でエンジョイしていたのが印象に残りました。
彼らが楽しんでやりたい事をやれているのだから、いちファンとしては優しく見守っていたいなぁ、という感じです。
それでは、長文失礼しました。
QUEEN+Paul Rodgers 2005.10.27 さいたまスーパーアリーナ
REACHING OUT
TIE YOUR MOTHER DOWN
FAT BOTTOM GIRLS
ANOTHER ONE BITES THE DUST
FIRE & WATER(BAD COMPANY)
CRAZY LITTLE THING
SAY ITS NOT TRUE
'39
LOVE OF MY LIFE
手をとりあって
HAMMER TO FALL
FEEL LIKE MAKING LOVE
ドラムソロ
I'M IN LOVE WITH MY CAR
ギターソロ
LAST HORIZON
DAYS OF OUR LIVES
RADIO GA GA
CAN'T GET ENOUGH
A KIND OF MAGIC
WISHING WELL
I WANT IT ALL
BOHEMIAN RHAPSODY
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I WAS BORN TO LOVE YOU
SHOW MUST GO ON
ALL RIGHT NOW
WE WILL ROCK YOU
WE ARE THE CHAMPIONS
GOD SAVE THE QUEEN
2005年11月11日 USHIZO
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